紙で楽しむハロウィン工作/4種類の紙で作ってみた

かぼちゃに、おばけ、キャンディ、ランタン。
ハロウィンには、紙で作って楽しめるモチーフがたくさんあります。
そこで今回は、PAPER Entranceで扱っている「しきかみ 秋」「ヴィンテージペーパー」「和紙シール」「薄葉紙」の4種類を使って、実際にハロウィン工作をしてみました。
色のきれいな紙、古びた表情の紙、光を透かす紙、くしゃくしゃにできる薄い紙。
紙の特徴から「これなら何が作れるだろう?」と考えていくと、思っていた以上にいろいろなものができました。
完成した作品とともに、それぞれの紙を使って感じた面白さをご紹介します。
「しきかみ 秋」で、お菓子入れやカードを作る
最初に使ったのは、季節をイメージした色を集めた「しきかみ」シリーズの「秋のいろ」。
茶緑や鶯色、柿色、紅赤など、深みのある7色がセットになっています。紙厚は約0.17mmで、画用紙程度のしっかりとした厚みです。
今回は、かぼちゃのお菓子入れ、三角形のラッピング、メッセージカード、ガーランドなどを作ってみました。

作っていてまず感じたのが、「ハロウィンなのに、ちょっと大人っぽい」ということ。
ハロウィンといえば鮮やかなオレンジや黒、紫などが定番ですが、「しきかみ 秋」は少しくすんだ落ち着きのある色合い。かぼちゃやおばけを作っても子どもっぽくなりすぎず、普通の折り紙や色画用紙とはひと味違う雰囲気になりました。
特に気に入ったのがお菓子入れです。
紙にしっかり厚みがあるので、立体にしても形がきれいに出ます。完成したものを並べてみると、「工作」というより小さな雑貨のよう。
中にお菓子を入れて、友達にプレゼントしたくなりました。

また、カードや飾りの製作にもぴったり。7色それぞれがやわらかく、互いになじむ色みのため、やさしい雰囲気の仕上りになります。
カードから立体的なラッピングまで、一つのセットからいろいろ作って遊べるのも7色入りならではです。
「ヴィンテージペーパー」は、やっぱりハロウィンと相性がいい
続いて使ったのは、「ヴィンテージペーパー」。
紙の縁を中心に、年月を経て焼けた古紙のような表情を再現したA4用紙です。
今回は、ハロウィンパーティーをイメージしたデザインを印刷してみました。

実際に印刷してみて思ったのは、この紙、やっぱりハロウィンと相性がいい。
蜘蛛の巣や骸骨、かぼちゃなどのモチーフを印刷しただけでも、紙の縁にある焼けたような色やムラが加わり、一気に雰囲気が出ました。
特にクラシカルなデザインは、古い洋館から出てきた招待状のよう。
デザインですべてを作り込まなくても、紙そのものが「古びた感じ」を足してくれるのが面白いところです。
ハロウィンパーティーの招待状やフライヤー、メニューなどにも。印刷するだけでも雰囲気が出るので、工作が苦手な方にも楽しみやすい使い方です。
「和紙シール」を光らせたら、ハロウィンにもぴったりでした
和紙シールは、本来は障子の補修などに使われるA4サイズのシールです。
以前のコラムでは和柄のランプシェードを作りましたが、光を通したときの和紙の表情がきれいだったので、今回はハロウィン仕様にしてみました。

黒い紙でお城や木、おばけなどのシルエットを作り、筒状のランプシェードに。
明かりを灯すと白い和紙全体がふわっと光り、その中にハロウィンのモチーフが浮かび上がります。
ハロウィンらしい怪しさはありつつも、和紙を通した光はやわらかく、どこか幻想的。怖すぎないハロウィンの灯りになりました。
今回は2本作りましたが、みんなでそれぞれ違う絵柄を作って、ハロウィンパーティーで並べるのも楽しそうです。
※ランプとして使用する場合は、火を使わず、LEDライトなど発熱の少ない光源をご使用ください。
「薄葉紙」をくしゃくしゃにしたら、おばけになった
最後は「薄葉紙」。
ラッピングや商品の保護、緩衝材などにも使われる、とても薄い紙です。
今回は思い切って、くしゃくしゃにもんでみました。

薄いので最初は破れるのでは?と思ったのですが、これが意外と丈夫。何度かもんでいくと、パリッとしていた紙がだんだんやわらかくなり、布のような感触になりました。
そして面白かったのが、シワです。
普通なら避けたい紙のシワが、今回は細かな凹凸となって、おばけらしい表情を作ってくれました。
中には紙コップとボールを入れて大まかな形を作り、その上から薄葉紙をかぶせています。最後に目と口を付ければ完成です。
今回の4種類の中でも、一番「紙ってこんな使い方もできるんだ」と感じた工作でした。
白い薄葉紙は光もやわらかく通すので、中に小さなLEDライトを仕込んで、光るおばけにしても面白そうです。
まとめ|紙から考えると、工作はもっと面白い
今回、4種類の紙を使ってハロウィン工作をしてみました。

しきかみは、色と厚みを活かして、お菓子入れやカードに。
ヴィンテージペーパーは、古びた紙の表情をそのままデザインの一部に。
和紙シールは、光を透かしてランプシェードに。
薄葉紙は、くしゃくしゃにもんで立体的なおばけに。
今回面白かったのは、作りたいものだけでなく、「この紙なら何が作れるだろう?」と素材から考えてみたことでした。
厚いから立たせてみる。古びているからハロウィンの印刷をしてみる。透けるから光らせてみる。薄くて丈夫だから、もんでみる。
紙の特徴から発想すると、いつもの工作とは少し違ったものが生まれます。
今年のハロウィンは、「何を作ろう?」だけでなく「どんな紙で作ろう?」から始めてみるのも面白いかもしれません。
ぜひ、紙ならではのハロウィンを楽しんでみてください。