色上質紙を用いた商品のご紹介/印刷・包装・台紙・カード
色上質紙と聞くと、多くの方が思い浮かべるのはA4やA3のプリント用紙ではないでしょうか。冊子の表紙、見返し、チラシ、POPなど、印刷の現場で長く使われてきた定番紙。それが色上質紙です。
しかし実は、色上質紙の魅力は「印刷用途」にとどまりません。色上質紙には、薄口・特薄口から超厚まで、幅広い厚み展開があります。書く・プリントするだけでなく、包む・作る・支えるといった用途へも広がっていきます。
同じ紙でも、厚みが変われば“別の素材”のように振る舞う。 それこそが、色上質紙の本当の面白さです。
本記事では、PAPER Entranceの商品を通して、色上質紙がどのように形を変え、用途を広げているのかをご紹介します。
色上質紙という「厚みで展開できる素材」
色上質紙の特長は、落ち着いたマットな質感、やわらかく自然な発色、そして幅広い厚み展開による高い汎用性です。光沢がなく、色が素直に出るため、面で使っても形に抜いても美しく仕上がります。
特に重要なのが「厚みの選択肢」です。 特薄口・薄口は包装紙やインナーラップ、緩衝材に。 中厚口~特厚口は筆記やプリント用途に。 最厚口・超厚は台紙やPOPカード、ディスプレイ用途に。
厚みが変わるだけで、役割が変わる。用途が変わる。価値の出し方が変わる。 色上質紙は“サイズで選ぶ紙”ではなく、“厚みで設計できる素材”です。
① 包装紙へ ― 色上質は“包める”
緩衝材 紙梱包材(パステルピンク)
特薄口の色上質紙は、やさしい風合いの包装紙やインナーラップとして活躍します。32cm×50cmのパステルピンクは、贈り物の中身を守ると同時に、開封時の印象を演出します。
ちぎる、丸める、重ねる。 ただ守るだけでなく、箱を開けた瞬間の“世界観”をつくる。
薄手だからこそ空気を含み、やわらかく包み込める。 色上質紙は、梱包材でありながら演出材にもなります。
② プリントも台紙も ― 色上質は“ちょうどいい厚み”
A4 パステルカラー 特厚口(5色セット)
特厚口の色上質紙は、プリント用紙としても台紙としても使える“ちょうどいい厚み”が魅力です。A4サイズのままフライヤーやPOP、撮影用背景紙として使うことはもちろん、カットすればショップカードやサンキューカードにも展開できます。
約0.15mm(124.5g/㎡)の紙厚は、家庭用プリンターに無理なく通りながら、仕上がりはペラペラにならない絶妙なバランス。コピー用紙よりも確かな存在感があり、超厚口ほど重すぎない。
つまり、 「印刷用紙」と「商品用カード」の中間にある厚み。
書いてもよし、印刷してもよし、切ってカードにしてもよし。 一枚のA4が、そのまま“素材”にも“商品パーツ”にもなります。
③ 楽譜台紙へ ― 色上質は“機能する”
楽譜台紙 A4サイズ/4面分/両面黒無地
A4サイズという規格を活かしながら、単なるプリント用紙ではなく“製品”へと昇華させた例が楽譜台紙です。
しっかりした超厚口の色上質紙を使用し、光を抑えるマットな黒の質感が譜面への集中を助けます。約0.25mmの厚みがあるため、折り畳み式でもしっかりと自立し、安定感があります。
目立つための紙ではなく、支えるための紙。 厚みがあるからこそ実現できる、“機能する紙”のかたちです。
④ かたちカードへ ― 色上質は“作れる”
吹き出しカード(パステル5色)
型抜き加工によって、色上質紙は“かたち”を持ちます。吹き出し型は言葉を視覚化するデザインで、POPやイベント装飾、学習ツールなどへ用途が広がります。
やわらかな発色は空間になじみやすく、加工しやすい紙質だからこそ自由な表現が可能になります。
平判用紙だった色上質紙が、“伝えるパーツ”へと変わる瞬間です。
⑤ 季節モチーフへ ― 色上質は“演出できる”
さくら型カード、星型カード、葉っぱ型カードなど、自然を思わせる色合いは四季のモチーフと相性が抜群です。春の桜、夜空の星、新緑の葉。
色上質紙は、背景になるだけでなく、空間そのものをつくる存在へと広がります。
A4・A3だけではないという価値
色上質紙は、もともと冊子表紙や見返し、チラシ、POPといった「かく・プリントする」用途が中心でした。しかし厚みの選択肢があるからこそ、薄口なら包装紙・緩衝材に、中厚なら筆記やプリントに、超厚なら台紙やPOPカードへと用途が広がります。
サイズで選ぶ紙から、厚みで選ぶ紙へ。 そして、用途を設計できる素材へ。
色上質紙の強みは、その“展開力”にあります。
まとめ
色上質紙は、ただ色がついた印刷用紙ではありません。 厚みを選べること。用途を変えられること。商品へ展開できること。
「かく・プリントする」だけでなく、「つつむ」「つくる」「支える」「飾る」へと広がる。
一枚の紙が、役割を変え、価値を変える。
PAPER Entranceでは、色上質紙を単なる素材としてではなく、用途まで含めて提案しています。A4やA3のプリント用紙にとどまらない、“展開できる紙素材”。
選び方次第で、紙は素材にも商品にもなる。 色上質紙の可能性を、ぜひ体感してみてください。
なお、色上質紙に関する他の記事も、よろしければ併せてご覧ください。