紙の厚みを表す単位、連量と米坪(坪量)とは
紙の厚みや重さは、用途や特徴を知るために重要です。その代表的な単位が連量と米坪です。紙を選ぶときに知っておくと便利なこれらの単位について詳しく説明します。
米坪(坪量)とは
米坪とは、1平方メートルあたりの紙の重さを表します。世界的に使用されている単位で、紙の厚みや重さを簡単に比較できるため、国際的な基準としても活用されています。
たとえば、米坪が81.4g/m²と表記されている場合、その紙1平方メートルの重さが81.4gであることを意味します。
連量とは
連量とは、日本独自の単位で、紙1000枚(1連)の重さを表します。たとえば、連量が「70kg」の場合、1000枚の紙の重さが70kgになります。
ただし、連量は紙のサイズによって異なります。一般的に、紙のサイズが大きいほど連量も大きくなります。そのため、異なるサイズの紙を比較する場合には注意が必要です。
連量の計算方法
連量は次の計算式で求められます。
連量 = 1枚あたりの重さ × 1000枚分
たとえば、1枚の紙の重さが70gの場合、
連量 = 70g × 1000枚分 = 70kg
となります。
このように、紙の1枚あたりの重さを基に計算することができます.
実際の紙厚(マイクロミリ)について
紙の厚みをより正確に知るためには、実際の紙厚(マイクロミリ)を確認することが重要です。マイクロミリとは、紙の厚さをミクロン単位(μm)で表したもので、1マイクロメートル(μm)は1ミリメートルの1000分の1に相当します。
一般的に、紙の種類によって厚みは異なりますが、以下のような目安があります。
マイクロミリの表記は、同じ米坪の紙であっても製造方法や紙質によって異なる場合があるため、特に厚みが重要な用途では実際の紙厚を確認することをおすすめします。
まとめ
連量は日本でよく使われる紙1000枚の重さ、米坪は世界的に使われる1平方メートルの紙の重さを表します。どちらの単位も紙を選ぶ際の指標となります。
この知識を身につけることで、用途に適した紙をより正確に選ぶことができます。
PAPER Entranceの商品ページでは、厚みについてお客様に正しく伝わるよう、米坪・連量のいずれか、または実際の紙厚(マイクロミリ)表記をしておりますが、ご不明なことがありましたら、お問い合わせください。